入場料を払って入る本屋さん。
入場料を払って入る本屋さんができたというニュースを見ました。
本屋さん＝本を買うところ。で、入るのはタダ。
それが一般的な認識ですよね。
お金を払って入る本屋さんなんて、どうよ？
と、最初は思いました。
けれど、そもそも、私が本屋さんにいく理由はなんだろう？
と、考え始めると、本屋さんに行くのは単純に本を買うため、とか探すため、立ち読みするため、時間つぶしをするため、というだけではありませんでした。
私は本屋さんに行くのが好きな理由は、本屋さんでの「時間」が、本屋さんの「空間」にいるということが好きだからでした。
言ってみれば、私が本屋さんに行く理由は、静かにぼんやりと好きな本に出会う旅をするため、なんです。
とすると、その空間が自分が好きなタイプの店内であれば、旅をするためにお金を払うという行為は、それほど驚くべきことではないような気がしてきました。
入場料を払って入る本屋さんが東京にあります。
青山ブックセンター六本木の跡地にできた本屋さんです。
ホームページには「本と出会うための本屋」とあります。
とても心地いいキャッチフレーズです。
まだ行ったことはないので、どんな空間なのかわかりませんが、一度旅してみたい場所です。
