紙の本と電子書籍
本が好きです。
よく買います。
気が付けば、本が本棚からあふれ始めました💦
みなさんは、読み終わった本の収納はどうされていますか?
読み終わったらさっさと捨てる、という声も聞きますし、なかなか捨てられず置き場所に困る、という声も聞きます。
私は後者の方です。
本て、文庫本サイズであっても数が増えると置き場所には悩まされます。
あと、外出先で読みたいとき、あるいは、旅行中に読みたいとき、とくに旅行中は何冊か持っていきたいときもあるので、それなりの重さになります。
そういう「困った」を解消しつつ本も読みたい、という人のために電子書籍というものがこの頃は多く流通していますよね。
確かに、タブレットなどがあれば何冊もの本を一度に手軽に持ち運べます。
しかも、調べたいとき、読みたいときにすぐに取り出せます。
ほんとに便利!
でも私、電子書籍はこれまで一度も手にしたことがないんです。
理由は、紙の本が好きだから。
紙の本にはそれぞれに表情があります。
装丁の雰囲気でも違うし、使っている紙の質によっても違います。
中身も、紙の種類とフォント、そして文字の大きさと行間によっても全然表情が違います。
装丁が気に入って手にとっても、中の文字が読みづらいとなかなか買う気にはなれませんし、その逆もあります。
これが電子版だと、紙や文字の温もりや雰囲気が全く感じられないのです。
私が求める「本」というものは、作者が書いた作品の内容ももちろんのこと、装丁、紙、文字、行間、と本を構成するすべてが合わさって初めて成り立つものなのです。
これが、私が紙の本を愛する一番大きな理由です。
次に、実店舗で本を買いたいから。
ささやかなことかもしれませんが、できるだけ地元の書店で本を購入して、一軒でも多くの本屋さんに生き残ってほしいから。
それから最近は、これらにもう一つ大きな理由が加わりました。
目なんです。
パソコンやタブレット、携帯の画面を見ていると、この頃は目の疲れがひどいんです。
こうしてパソコンでブログを書いていても、目が乾いてきてけっこう疲れます。
何年も前、何時間もパソコンに向かっていても全然平気だったのに、最近は携帯画面だけでも疲れてしまう。
老眼が入ってきている影響もあるんでしょうね。
年齢のせいですかねぇ💦💦
そんなわけで、目が疲れたな、と感じたときは、これを読むというか、開いています。
出版社:日本文芸社
これは3Dのイラストとか写真とかが載っていて、やり方にのっとった方法で、不思議不思議、ページの中が立体になってどんと浮き出てくるんです。
それが見えたときはほんとに嬉しい!
気のせいかもしれませんが、きちんと何ページか見えた後は、目がスッキリしているようなで、ぼんやりしていた視界もクリアになっています。
正直、このタイトルなので手に取る前は半信半疑でしたが、私の目にはけっこう効いている気がします。
ところでこの本、今日調べたら電子書籍版も出ているようです。
この類の本がどうやって電子版になっているんだろう❓