子どものアート入門におすすめの絵本
ずっと以前、岡山だったかどこかの美術館に行ってきた親戚が子どものお土産に絵本を買ってきてくれました。
モネの絵本です。
これは、『小学館あーとぶっく』というシリーズの中の一冊で、アートディレクターの結城昌子さんが、有名画家たちの作品を、子供が興味を持つようにとってもやさしい言葉で楽しくわかりやすく解説してくれています。
解説、といっても、子供が読めるように書かれているんですから、全然難しくありません。
ほら。
上の写真の右端に、そのモネの絵本があるんですが、ここに「太陽とおいかけっこ」ってあるでしょ?
私も、この絵本を読んで初めて知ったのですが、画家モネは、同じ構図を時間を変えて何枚も描いていたようです。
同じ景色や物であっても、時間が変われば光の当たり方が変わるわけで、色合いが全く違ってくるんです。
そういうことをわかりやすく書いてくれているんです。
といっても、もらったとき子どもはまだ幼稚園児。
正直、あまり興味をしめさなかったんですね。
仕方ないから、私がオーバーリアクションで読み聞かせていくうちに、だんだんおもしろくなってきたらしく、モネの作品を二人して大声で笑いながら読む…というか見ていました。
子どもって、どんなきっかけで心の扉が開くかわかりませんね。
小さな子供のアート入門にはおすすめのシリーズです🌠