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『ワンダー 君は太陽』が泣ける!

気がつけば、非日常的な毎日が続いています。

ほんの一週間前には想像しなかった「日常」です。

先の見えないことが一番の不安かもしれません。

それでも、夜眠って朝起きれば日は昇っていて、生活は続いていきます。

自分のこと、家族のこと、社会のこと、世界のこと……。色んなことを考えては、この先のことを想像したりして、それがまた不安を増幅していきます。

でも、やっぱり、眠くなるから眠って起きれば日が昇っていて……という現実は続いていくわけで、とにかく、前に進む最善の方法を模索していくしかないのかもしれません。

そんなわけで、私の「いま」を受け入れて、生活のなかでささやかでも「楽しさ」を作って過ごしていこうと思います。

 

先日、『ワンダー 君は太陽』という映画を見ました。

すごく良かった!

数人の登場人物たちの目線でとらえた現実が描かれているので、同じ現実でも、人によってそれぞれの事情があり考え方があることがよく伝わってきます。

何より、登場人物たちがみんな、心の底は温かくて優しい、ところがいい。

子どもがいるからか、ついつい親の視線から見てしまいます。

 

簡単なあらすじです。

生まれつき人と違う顔をもって生まれた主人公オギー。

ずっと母親と共に自宅学習をしていたのですが、小学五年生になり初めて学校に通うことになります。いじめられることもあれば、理解されずに苦しい思いをすることもある。それでも、少しずつ少しずつ、家族と周囲に支えられながら成長していく、というストーリーなのですが、すごく泣いてしまいました。

 

原作は児童書です。

そういえば、少し前児童書コーナーでこの表紙を目にしたような……。

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今度、手に取ってみてみます。

ワンダー

著者 R.J.パラシオ

訳  中井 はるの

 

R.J.パラシオ

アメリカの作家。グラフィックデザイナー。