本と本屋さん。『bookspooh』

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おいしいコーヒーをいれたい

いま、我が家はコーヒーブームである。

 

ある夜、テレビで、有名なバリスタがおいしいコーヒーの淹れ方と、おすすめの道具を紹介していた。

たまたまそれを見ていた私と家族だけれど、丁寧に愛情をもっていれられたコーヒーはテレビ画面越しにもなんだかとてもおいしそうで、といって喫茶店で淹れてもらったおいしいコーヒーを飲みたいという気持ちにはならず、自分でおいしいコーヒーをいれてみたい、という気持ちに向かったのである。

 

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そもそも、以前にこのブログでも書いたけれど、私が『おおどろぼうホッツェンプロッツ』という児童書を読んで、どうにもコーヒーミルがほしくなって買ったことがある。(「珈琲豆を挽く。音楽を奏でるコーヒーミル。」参照)

以来、我が家はコーヒーを豆から挽いて飲んでいたのだけれど、使っていた電気ケトルがコーヒー用ではないので、お湯の注ぎ口がペリカンのくちばしみたいな形になっていてドリップのときにお湯が注ぎにくかった。

ドリップしやすい、お湯の注ぎ口が細いコーヒーケトルがほしいと常々思っていたところでもあった。

 

 

結局、あの番組をきっかけに、豆を買ったり道具を買ったりで、いま我が家はちょっとした喫茶店になった。

上記の写真は、デロンギのホームページから転載させていただいたのだけれど、今回、豆を挽く道具を新調するにあたり、さんざん迷った挙句、デロンギのコーヒーグラインダーを買った。

ちなみにグラインダーとはコーヒー豆を挽く機械のことで、ミルは挽く機械全般をいい、豆をより均一にひく機械は、グラインダーと呼ばれているそうである。

このグラインダーも探してみるとけっこう奥深く、購入の際にはけっこう迷った。より便利に使うために後にハンディクリーナーも買うはめになったのだけれど、その過程や買った道具に関してはまた後日、詳しく書いていこうと思っている。

 

 

ケトルを火にかけ、コーヒー豆のグラムを量る。

我が家は毎朝少し多めにマグカップで飲むので、グラムは決まって30g。

沸いたお湯を、ドリップペーパーをセットしたポットとカップに注ぐ。ポットとカップを温めておくためだ。

豆を挽く。

電動グラインダーだからあっという間に豆が粉になる。

粉の重さが変わってしまうので、グラインダーの刃の回りに残った粉もブラシでさっと集めてから、挽いた粉をペーパーに入れる。

粉を平らに回す。

ここからが好きな瞬間!

タイマーをつけ、いざお湯を投入。

お湯はだいたい90g。蒸らしの時間は60秒くらい。

コーヒーのいい香りがふわっと立ち上ってくる。

良い感じ。

二投目のお湯も90g。

ここでドリップを開始してから2分くらいが経った頃にお湯の三投目。ここで仕上がりの湯量になるように残りの湯を全部いれてしまう。ここで、我が家はスケイルが450gになるまで注ぐ。

だいたい4分くらいでドリップのぽたぽたが落ちるくらい。

 

この淹れ方、バリスタの世界チャンピオン井崎英典さんが Youtube で紹介していたものを参考にさせてもらった。(「世界一美味しいコーヒーの淹れ方 〜ワールド・バリスタ・チャンピオン井崎英典が教える6つのポイント〜」)

映像のようにうまく入れたいのだけれど、なかなかうまくいかない。

素人の悲しいところである。

が、いつか自分と家族が満足できるコーヒーをいれたいと思う今日この頃である。