「暮らしを楽しむ部屋に、整える。」というキャッチコピーが気に入った!
ときどき、周期的に、部屋の雰囲気を変えたくなります。
いまの部屋は、ほぼ7年間、ほとんど同じディスプレイのままです。
住むときに、部屋の平面図を開き、持っている家具のサイズを測り、何度も何度も試行錯誤しながら家具の配置を考えたおかげか、部屋に飽きた、という気はなくて、家具もディスプレイの内容もほとんど変えるつもりはありません。
ただ住み始めたときから、壁にアートを飾りたかったのですが、アートは家具と同様に部屋のイメージを固めてしまうのと、壁に穴をあける必要がありました。その勇気がなかなかなくて、結局7年もの間、リビングに絵を飾ることができずにいました。
でもそろそろ、絵を飾ってもいいかな…と思い始めて、いままた、部屋全体の雰囲気を色々と考えています。
本当はそろそろ、このブログで新たな本屋さんのことを書きたい、と思っていたのですが、どうやら「町の本屋さん」を語る上で、本屋さんで扱う「本」の流通のことやその構造を少し勉強しないと、いまの「町の本屋さん」を真剣に語るのは難しいのでは…という思いがあって、なかなか書き出せずにいます。
でも「町の本屋さん」に対しては、このブログの軸となる思いがあるので、必ず書いていきますね。
ところで、話を部屋のインテリアに戻します。
そんなこんなで、最近、部屋の雰囲気について考えているのですが、先日、書店でこの雑誌が目に留まりました。
『アンド プレミアム』2020年3月号
この雑誌は、ときどき目にとまるのですが、中をパラパラ見るだけで終わっていました。
でも今回は、「暮らしを楽しむ部屋に、整える。」というコピーが目に留まり、中身もなんとなくいまの気分に合っていたので買ってしまいました。
この手の雑誌は、見ているだけで気持ちが活性化するので…というか、そういう気持ちにならないものは買わないので、雑誌を開いては自分の家のリニューアルをどうしていくか、あれこれと思い浮かべては楽しんでいます。
理想と現実があって、理想はどこまでも高いのですが、その理想を現実のものとするためのエネルギーや予算を考えると、なかなか100%の実現は難しく、どの段階で折り合いをつけるか、その落としどころも含めて模索中です。
いつだったか読んだ本に、家にも「気の流れ」みたいなものがあって、定期的に見直してあげないと、気が滞ってしまう、というようなことが書かれていました。
そうだな、と思います。
家の「気の流れ」は、家自体がもつものもありますが、住人の「気」もたくさん交じっていて、住人の「気」が上がっているときは、家も不思議と元気な感じで活き活きとしています。
でも、住人の「気」が下がっていると、どういうわけか家もどんよりした重たい空気が漂っているように感じます。
逆に言えば、家の「気」が上がっていると、住人にもプラスの影響を及ぼしてくれるのではないかと思うのです。
暮らし、というものは自分と自分を取り巻く人間と環境すべてがからみあって作られているのだな…とこの頃、よく思います。
そして、「作る」という点がポイントで、「暮らし」というものは良くも悪くも、自分の意識で「作っていく」もの「整えていくもの」なのだと思う今日この頃です。